「実際の現場で経験を積みたい」資格取得の勉強中に転身した未経験エンジニア

みなさんこんにちは。株式会社インターサーブの広報チームです。
今回インタビューしたのは、2025年2月に入社し、基盤開発部のエンジニアチームに所属している香取です。在学中に中小企業診断士の資格を勉強していましたが「実際の現場で経験を積みたい」という思いから就職を決意し、未経験ながらエンジニアとして挑戦しています。
入社したきっかけや現在の取り組みなどについて伺いました。
インターサーブに入社したきっかけ
これまでの経歴を教えてください。
一般大学から通信制大学に編入し、時間に余裕ができたので中小企業診断士の資格勉強を始めました。
その資格を取ろうと思ったきっかけは、母親の実家が和菓子屋を営んでいることでした。今まではお金まわりのことはあまり触れてこなかったのですが、経営について一度ちゃんと勉強してみたいと思い始めました。ある程度大きな資格に挑戦しようと考えていた中で、一番興味を持ったのが中小企業診断士でした。
インターサーブに入社したきっかけはなんですか?
2024年の夏の1次試験で科目合格ができました。予想以上に良い結果だったのですが、二次試験に向けてもう1年同じ勉強を続けるより、実際に社会に出て経験を積みたいと思い始めました。
そのため、資格試験が一区切りついたタイミングで就職活動を始めました。夏が過ぎた頃だったので、時期的に新卒ではなく中途での応募になりました。そこでインターサーブからスカウトをもらい、人生初の面談を受けました。とても緊張しましたね。
その後、会社説明会と懇親会がありました。本来は面接の予定はなかったのですが、急遽その場で「今から面接しませんか」と声をかけていただきました。専務の池田とお話をして、その次の週には代表の岡本との最終面接という、本当にスピード感のある選考でした。
最終的に別の会社からも内定をいただいたのですが、インターサーブの自由な雰囲気と、新規事業の話が面白そうだと感じたのが決め手でした。
現在担当していること
具体的な職務内容について教えてください。
基盤開発部のエンジニアチームに所属して、先輩の仕事の一部を段階的に担当させてもらっています。具体的にはコードの修正や報告用の資料作成が中心です。プログラミングについては、学校で習った程度で経験者とは言えないレベルなので、これから勉強していきたいと思っています。
同じ時期に基盤に配属されたメンバーが自分を含めて3人いて、お互いに教え合いながら進めています。正直、私が一番経験が少ないので、他の2人から学ぶことも多いです。
そうした環境の中で、最近特に意識しているのは、素早く動くということです。資料作成で悩んでしまって相談に行くのも迷ってしまい、時間がかかったことがありました。それ以来、期限から逆算して動くことを心がけています。
基盤開発部では、アイデアを出している時や聞いている時が楽しいですね。役員の方の話を聞いたり、ここをこうした方がいいのではないかという話し合いに参加すると、そういう考えがあるのかという発見があって面白いです。
印象に残っているエピソード
入社してから印象に残っているエピソードなどありますか?
業務改善プロジェクトを任された時のことが一番印象に残っています。営業部の人たちの仕事のフローを整理して、これがこうなったらいいのではないか、こういう風に変えていけるのではないかという案を考えていくプロジェクトでした。同期と2人で、役員の方々に手伝ってもらいながら、約4ヶ月間試行錯誤しました。
最初はコミュニケーションで苦労しました。「いや、でも」が私の口癖になっていて、意図せず否定的に聞こえてしまったようです。同期も率直に意見を言うタイプだったので、最初はお互いの話し方を理解するのに時間がかかりましたが、一緒にやっているうちに、お互いのコミュニケーションスタイルを理解し合えるようになりました。
このプロジェクトでは営業の人へのヒアリングも担当しました。自分が聞きたいことや必要だと思うことをもとにヒアリングを進めたのですが、同期も「ヒアリングがうまいね」と褒めてくれました。何回かヒアリングを重ねていくうちに、営業プロセス全体の課題が見えてきて、「あの時のヒアリングで聞いてくれた内容が、今になって重要だったとわかった」と同期から言ってもらえて嬉しかったです。
このプロジェクトを通じて、自分でも成長を感じることができました。
インターサーブの魅力
インターサーブの会社の特徴、面白さ、好きなところなど教えてください。
話しやすく、すぐ相談に行けますし、とても良い空気感だなと思います。持ちつ持たれつというか、近すぎず離れすぎずという感じで、自由もあります。皆さんが個人でやるべきことをやりながら、助け合っているという雰囲気が好きです。
役員の人たちも社員のことをよく見ていると思います。日報もしっかり読んでいて、社員の様子や悩みを把握してくれています。
そうした環境の中で、自分の改善すべき特徴についても気づくことがありました。実は私、話している途中で自分の間違いに気づいて中断してしまったり、相談に行く時もまとまりがないことがよくあります。「最後まで話してください」と言われることも多くて。色々考えているのですが、自分の中で完結してしまうというか、ループしてしまう癖があります。正確に思っていることを言えているかとか、間違ったことを言っていないか気になってしまうんです。
途中でやめてしまう他の理由として、特に会話中は興味のあることに集中して観察しているところもあります。相手の表情やリアクションから「この人はピンと来ていないな」とか、そういうニュアンスを無意識に感じ取っているみたいです。そのような特徴から「意外と人のことを見ているよね」と言っていただいたこともありました。
こうした自分の特徴を理解しながら、より効果的にコミュニケーションを取れるよう意識しています。こういった気づきを得られるのも、インターサーブの風通しの良い雰囲気があってこそだと感じています。
今後の展望
最後に、今後やっていきたいことや目標など教えてください。
今のところまだできることが限られているので、まずはちゃんと仕事ができるようになることが直近の目標です。やはり早くチームに貢献できるような人になりたいですね。プログラミングについては学校で初歩に触れた程度でほとんど未経験なので、まずはしっかりと技術を身につけたいと思います。
また、ヒアリング力や観察力など、自分の能力をもっと活かして、チームでのコミュニケーションをより良くしていきたいです。素早く動くことを意識して習慣にしたように、自分の癖を理解しながら、より効果的に働けるようになりたいと思います。
今は何よりも経験を積むことに集中して、もっとチームの力になれるよう成長していきたいと思っています。
※インタビュー内容、役職、所属は2025年7月時点のものです。